2013年02月25日

小浦一文字(和歌山県)

防波堤からシイラが狙って釣れることから有名な中紀の小浦崎沖に浮かぶ釣り場です。
初めてここへきたのは今から約30年前なのですが、10年ぐらい前からまたたびたび訪問しています。
今は一文字の形状も釣り方も変わってきており、私もここへ行くのは6〜8月のシイラのショアトップゲームです。

ここへ渡している渡船は3軒あります。
私がお世話になっているのは阿尾漁港から出ている照ちゃん渡船で、HPで釣況がよくわかるので情報のお礼がてら利用しています。
料金は大人3500円、船の時間は日によって違うので特に一番船や泊まりで最終船に乗りたいときは必ず事前に問い合わせてください。


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ルアーやノマセ釣りではシイラのほかサバ・ソーダガツオ・タチウオ、シオ(カンパチ)、カゴ釣りでアジ・イサキ・マダイなど、イシダイを狙う底物師もいます。
なお、アオリイカやグレも多いのですがヤエンやフカセ釣りなら同じ渡船で磯に渡してもらったほうが釣りやすいでしょう。

ポイント図
pointmap-oura.png

ポイント1:
小浦崎の岩礁帯が南方向にあり、海底はかけあがりになっています。
ここからポイント3までが足場が低い内向きのポイントになります。
シイラの回遊がポイント1から2の順にくることが多く、一番活性の高い個体を最初に狙えることから人気があります。
足場も低く取り込みも楽ですが、盛期の週末は前夜からの徹夜組が入っていることが多く、この辺りは南から順に釣り座が埋まっていく感じです。

ポイント2:
この辺りで少しですが足場が1段高くなります。
ポイント1方向からシイラが回遊しファイトが始まるとアングラーの活性が高まります。
高活性時は右から順に次々ヒットしていくのを見ることがあります。
船付きが近く、餌釣りの人も比較的多いポイントなので隣人のウキが流れて正面に投げにくい時はポイントを変えましょう。

ポイント3:
ここのシイラについては右からだけでなく沖方向から突っ込んでくる魚の両方が狙えます。
以前、台風で崩れた名残りで足場が傾いています。
ノマセなども北向きの潮なら足元からどんどん流していけるのですがその釣り方なら2名ほどしか入れません。

ポイント4:
oura-2.jpg
外向きの中では一段低くなっていますが、足場は前下がりです。
広く外向きの魚体を見つけて狙えることと日中でも一部日陰ができ暑さを凌げることが特徴です。

ポイント5:
人が多い日でももっとも空いているポイントです。
足場が高く高所が苦手な人にはお勧めできません、また西風が強い日は釣りになりません。
取り込みにもそれなりの道具がないと苦労しますが、個人的には見通しが効いてシイラのチェイスが見やすいので面白くたまに入ります。
日によっては内側より回遊が多いときもあります。

ポイント6:
底が荒いかけあがりで、イシダイ師が入っているのをよく見ます。
このポイントの斜め前方に見えるのは有名な沖磯「一のハエ」ですので底物がよいのも納得です。

私の釣り方(シイラのペンペン級〜メーターオーバー):
oura-1.JPG
基本はポッパーでしぶきを上げてストップ&ゴーの繰り返しです、ドカンと派手なバイトで出るので最高です。
ポッパーの種類はあまり気にすることないと思いますが、リーズナブルなポップクイーンやよく飛ぶパンプキンあたりがお勧めです。
活性の低いときほど止めているときにアタックしてくるように思います。
足元で見えたやる気のなさそうなシイラの鼻先にじっと浮かせておいたら突然ガバッと食うこともあります。
ジグもよく使います、他魚もいろいろいるので時合まちや向かい風や横風で遠投したいときなど。
また、ジグの水面スキッピングや水面直下の早引きも有効です。
トップもミノーもだめでギュンギュンしゃくったジグのみに釣れる日もありました。
タックルはショアジギング(あるいはキャスティング用)ロッドが基本ですが、他魚も遊ぶならシーバスタックルあたりもサブで持っていきましょう。
シイラについてはラインはPE1.5〜2号、リーダーは7号以上とやや強引に止められるほうがよいと思います。
フックは丈夫なものが必要で、シーバスルアーなどを流用するときは交換しておかないとたいがい伸ばされます。
スナップはヒット後壊れたり開いたりトラブルが多いので使いません。
ジグの場合はアシストフックとリーダーはソリッドリングに結び、ジグ本体のみスプリットリングで装着します。
どんなルアーでも、早合わせせずロッドが十分引き込まれてからしっかり合わせます。
かなり口が堅いので私は追いアワセを入れます。
最後に取り込みですが、ペンペン級なら抜き上げで大型ならギャフかタモを使用します。
oura-3.jpg
バラシが多い魚で特にタモの網部分にフックがかかって魚が入らなくなることがよく発生します。
ギャフの人も多いのですが、数が出たときにリリースできませんので私はギャフは予備に持っているだけです。
(取り込みでタモ枠が外れる人がたまにいて魚ごとギャフで回収してあげます)
私は7mの柄に直径70cmの折りたたまないタイプのタモ枠を付けてこの枠に念のためロープを繋いでいます。
直径70cmだと娘のフラフープと同じ大きさなので、キャンプ用の大型クーラーとともに他の釣り場には恥ずかしくてもっていけない代物です。
↓今は折りたたみタイプがあるみたいです。

持ち帰ったシイラは淡白なので新鮮なうちに刺身にした後はフライが一番向いていると思います。
シイラとソーダガツオは持ち帰りすぎると後が大変です、小サバはさらに…。

プラン(餌なし):
一番船で上陸後、夜明けまでタチウオとイサキ(時々ジグで釣れる)を狙う、7月までならエギにも親イカがまれにのる。
シイラの時合いを待ちながら、ソーダガツオや中サバに相手してもらう。
運がよければカンパチやヨコワに遭遇する。
oura-6.jpgoura-5.jpgoura-7.jpg

注意事項:
危険すぎるので、テトラ上からは絶対に釣らないでください。
ヒットしたシイラに興奮した別の個体が付いてきている事が多いのですが、友人でない場合は無理に横から投げ込むのは避けましょう。(事前に一声かけておけばよいと思います)
足場が高く潮流が早いので、ライフジャケットは必ず着けましょう。(防波堤なので膨張タイプでもよいと思います)
夏は熱中症対策を万全にしておいてください。(梅雨明け以降は本当に過酷です)

釣況の入手:
照ちゃん渡船 http://www.za.ztv.ne.jp/teru0/index.html